九州最北端に位置する北九州市。
南部には雄大な山々が広がり、そこから見下ろすと、関門海峡をはさんで響灘と周防灘の美しい海岸線が広がっています。
このまちに転機が訪れたのは、官営八幡製鐵所が創業した1901年。以来、モノづくりの街として劇的な発展を遂げた北九州市は日本の経済成長に貢献します。
一方で、1950年代から1970年代にかけて深刻な環境汚染問題「公害」に直面。
それを克服するために市民、企業、大学、行政が一体となって努力を積み重ね、美しい環境を取り戻しました。
こうした多くの努力と成果を引き継ぎ、北九州市は、2006年に環境保全の取組を推進するための行動計画「環境首都グランド・デザイン」を策定。
2008年に国から、低炭素社会の実現にチャレンジする「環境モデル都市」、2011年には、持続可能な経済社会システムの実現を目指す「環境未来都市」に選定されました。
また同年、経済協力開発機構(OECD)から環境と経済が両立する「グリーン成長都市」にも選定されました。
エコライフステージでは、この誇るべき北九州市の「市民環境力」を、さらに発信・発展させていきたいと考えています。
世界の環境首都の創造に向け、市民・NPO・企業など、さまざまな立場の方から出された1,000件を超える意見や提案をもとに「北九州市環境首都創造会議」がとりまとめた活動ビジョンです。
北九州エコライフステージは、「グランドデザイン」にある北九州市民の環境行動原則9「環境情報を共有し、発信し、行動します」にもとづいて、活動していきます。
【3つの柱】
基本理念に掲げる【3つの柱】にそって、環境首都づくりを進めていくための
「北九州市民環境行動10原則」を重んじ、行動します。